ヤマト福祉財団障害者福祉助成事業を頂くことになりました
2009年 04月 30日
今回の助成事業で、ふくりびは障害者就労支援における身だしなみ指導のプログラム開発を行います。
ヤマト自立センタースワン工舎新座の協力のもと、障害者就労移行支援の現場での調査、研究をもとに
就労時に必要な「身だしなみ」をはじめ「ビジネスマナー」について、わかりやすく、楽しく習得できるような
テキストやツールを作ります。
ふくりびの目指す「誰もがその人らしく美しく」過ごせる社会の実現は、
「誰もがその人らしく働く」にももちろんつながっていくので、
有資格者の就労支援も、障害者の就労支援も
ふくりびの使命なのです。
そういえば、先日淑徳大の先生から、海外で低所得のシングルマザーの就労支援を
美容やファッションの専門家が行うというボランティア団体の話を聞いた。
金持ちからピカピカのハイヒールやスーツをかき集め、就職希望のシングルマザーの
見た目や、言葉づかい、メイクなどを指導し、素敵なレディーに仕上げて、社会へ送り出す。
日本でも、シングルマザーの就労支援も、ふくりびの出来ることかもしれない。
毎日が「私たちができること」の探究
「私たちの出来ること」が、「誰かの役に立つこと」だと、気付くと、とても嬉しい。
「身だしなみ指導」を始めてから出会った、就労支援員の方から、
「身だしなみのことを教えてくださる方を、ずっと探していたんです」と言われたとき、
嬉しくて、ちょっと涙目になった。
必要とされること、それがやりがい。
小倉昌男さんに逢いたかった…。障害者が当たり前に働く社会のために、
ふくりびができることを精一杯やります。見ていてくださいね。
福祉を変える経営