ふくりびが介護情報誌を発行する訳
2014年 07月 20日
もうすぐ発行~。
こちらは2年前から取り組んでいる企画で、愛知学院大学ビジネス系学部の学生とともに
今までに名古屋近郊版を2号発行してきました。
取材に行ったり、記事をまとめたり、エリアリサーチという授業の中で取り組んでいます。
今回は、みかたの松阪版ということで、訪問美容髪んぐさんと一緒に作成しています。
こちら、東海ゴム工業さんの「TRI 夢・街・人づくり助成金in 松阪・明和・多気・大台」の助成金を活用させていただき、また中部電力の特例子会社中電ウィングさんのデザイナーさんにデザインを担当していただいております。
なぜ、福祉理美容のNPOが介護情報誌を出すのか?
という訳は、
美容だけで、高齢者や障害者のQOL(生活の質)が上がる訳ではなく、
「綺麗になったから出かけたい」とか「美味しいもの食べに行きたい」とか、
身だしなみを整えること、おしゃれを楽しむことで、
他のニーズにすべて繋がっていくと思っています。
また、多職種の専門家が介護に関わる事が本当に大事だと思っていて、
介護職だけが、介護の事を考えて、高齢者や障害者の専門家だけが取り組んでいても、
現在、我が国の総人口は、平成24(2012)年10月1日現在、1億2,752万人で、
65歳以上の高齢者人口は、過去最高の3,079万人(前年2,975万人)となり、
総人口に占める割合(高齢化率)も24.1%(前年23.3%)
特にサービス業においては、これからの日本社会で高齢者に喜んでもらえるサービスを
提供していく必要に迫られていると思います。
ホテルも、飲食店も、もちろん美容院も。
サービス業だけでなく、建設業や法律家、アパレルなども含めて、
皆で介護の問題を考えていく、喜んでいただけるサービスを新しく作っていく事が
必要だと、19年に亘り、訪問理美容サービスを提供してきて、そう感じています。
多職種協働で「得意を活かして」社会のために
設立から変わらない、ふくりびの想いです。
あなたの「得意」なことで、私たちと一緒に活動しませんか?
NPOふくりびでは企業や大学、他のNPOとの連携・協働を積極的に行っています。
詳しくは、
info@fukuribi.jpまでお問い合わせください。