社会貢献とは?
2010年 09月 26日
植村先生の最後のお話です。先生のお話はいつも心に沁み渡ります。
朝から一日お疲れさまでした。
日々のケアの積み重ねにエンゼルケアがあります。
「エンゼルメイク」は特別なものではありません。
いつも、最期まで、きれいにして差し上げる。
自分は
どんなケアをしたいのか?
どんな介護職員になりたいのか?
どんな人になりたいのか?
問いかけ続けること、疑問を持ち続けること、答えのない毎日から逃げずに、
考え続けること。思考を停止しないこと、自分の頭できちんと考えること。
私もいつも周りの方から、そう教えられています。
「なんで?」「どうして?」
「本当に?」「教えて!」
3歳児のように周りに聞きますし、調べまくります。
腑に落ちるまで永遠に。
なんてことない時に、いきなりつながったり、ひらめいたり。
「なるほどね」「やっぱりね」ということが何度もありました。
下記の赤木の話も「なるほどね」です。
27年続けないと出ない答え、私にはまだ、本当の意味はわかりません。
「自分探し」なんて頭でっかちになって、変なセミナーに出て、自己啓発本読んだりしていないで、どうせ、探したって1年、2年じゃ見つからないから。
私も「ふくりび」活動始める前はそんな、感じでしたけど。
最近、わかってきた気がします。
「何を偉そうに!」と言われるかも知れませんが、自分が人と違う体験をしたことで
得るスパイスが、美味しい人生を味付けし、最後に「美味しかった」「楽しかった」と
言えるのかなと思います。苦みも甘みも、奥行きのある味のために必要だから。
以下、赤木談
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「社会貢献」とは?「ボランティア」とは?というお話をさせていただくことが多いのですが、
はじめは「社会貢献」という言葉自体、何だかくすぐったくて、苦手でした。
3年前に社会貢献支援財団様から「社会貢献賞」なる大変な名誉を頂き、ただただ、恐縮するばかりでした。
念願だった途上国でのボランティア活動を実現し、自分自身「社会貢献」の意味が、
腹にストンと落ちました。
社会貢献とは、誰かのためにすることではありません。
自分の人生を豊かにするためにやることです。
仕事として、それができるなら、さらに素晴らしい。
「得意を生かして」出来るなら、ずっと続けられる。
僕は、「得意を生かして」継続してきました。
継続することはとても大事です。
1年、2年やっただけでは、なかなか、本当の意味がわかりません。
27年、途上国から来る研修生のボランティアカットを続けて、
最近やっとわかりました。
今度は伝える番なのだと感じています。