今週の本棚
2010年 08月 21日
辻村深月 読みまくりです。
作者がドラえもん好きだそうで、福山にぃにの表紙がカッコよすぎて思わず買ったCREAで
作者の写真を見ました。作風とイメージが違う感じですね。
ドラえもんを好きそうなかわいい感じでしたが、作風はどちらかと言うと陰気くさいなあ。
読めば読むほど陰気くさくなっていく感じがします。
この本は、個人的には印象に残らない本
ぼくのメジャースプーン 辻村深月
一方こちらは、良かった。
泣きました。ふみちゃんのパン屋さんのくだりで、めらめらと大学生への殺意が芽生えましたもんね。
最後も納得ですし、私は何と言っても秋先生が好きですわ。
子供たちは夜と遊ぶ 上・下 辻村深月
きゃー、秋先生が…。こっちから読むべきなのか?
メジャースプーンから読みましたが、別に大丈夫でした。
上下巻ちょっと読み切るのがしんどいですね。なんとなく作風に飽きてきたのかも…。
自殺・青春がらみが多すぎだわね。スロウハイツが良すぎたので、他に期待しすぎて難しいなあ。
同じ作者を読み続け過ぎなのか…。
永遠の0 百田尚樹
戦争ものが苦手ですが、時期的に手にとってしまいました。
実は、まだ途中読み、ラストを読んでからコメントしますが、戦争ものの映画や小説は、
なんでこんなことをしてしまったのか?としばらく答えの出ないところに沈んでしまった挙句、
そういう時代を頑張って生き抜いて頑張って頑張って、日本を豊かで平和な国にした高齢者に
感謝して、毎日を一所懸命生きようとかいうベタな楽観的思考で自分を浮き上がらせるしかない感じが情けなくて、浅はかで嫌いなので、つい逃げたくなります。
酷すぎるもんね戦争。あんなにみんなが苦しんだのに、人間は反省しない動物なのか?
平和ボケしていて戦争の歴史も学校でしか学んでない私は、ただ愚かな争いだったとしか思えない。
もっと勉強したら違う意見を言うようになるのか?平和ボケだな、私は。
もっといろいろ学んでその時なりの正直な意見や想いを大事にしていこうと思う。
インドのことはインド人に聞け! 中島岳志
インド行きますので、予習。予習。
他にも3冊ほど買いこみました。
去年、イギリス行く前に予習が不十分で、後悔したのですが、今回も現地で学ぶ方式だなあ。
ちょっとずつ、ブログでもインドのことを書いていこうと思っています。
ニュース仕立てで読みやすい本でしたが、もう少し踏み込んだ内容を別の資料で補わないと…。
さらっとインドのイメージをつかむ程度には、わかりやすくて良いでしょう。
以上、今週の本棚でした。