講義のご褒美
2010年 10月 09日
生徒さんのレポートのコピーを先生から送っていただきました。
自筆のメッセージは嬉しいです。
とても嬉しかったので、下記、受講生の看護師さんの所感を紹介します。
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自分の中でひっかかっていたものがわかった講演会でした。
4月から病院で実際働いて、教科書がいかに理想論であるか、失望していました。
「一体、看護って何なんだろう?」と考える毎日でした。
そこで今日の講演会を聴いてはっとしました。
今、こうやって私が考え込んでいることが大切だと思います。
今「現場はこういうものなんだ」と開き直ってしまえば楽だと思います。
でも、そこに「好奇心」や「向上心」はありません。
赤木先生は「好奇心が若さの秘訣」と仰っていました。
その言葉通り、キラキラしたように私には見えました。
大人になればなるほど、要領を覚え、「苦しい道」「面倒な道」は
選ばなくなります。
それは、きっと楽だからです。
でも、楽ばかりしていて、人生を豊かにすることができるのでしょうか?
そして人の為になったり、人に笑顔になってもらえるのでしょうか?
赤木先生が「どんな看護師になりたいですか?」と私たちに問いかけた時
私はすぐ「笑顔を提供できる看護師」と出てきました。
そのためには何をするべきか、今の私には何ができるのか、今すぐに答えは
出ないと思います。
でも私は、苦しいかもしれないけど、いつでも笑っていたいです。
赤木先生のようにキラキラした大人になりたいです。
だから、楽ばかりするのではなく、身近なことでも好奇心を持って、そして
特技を見つけたいです。
そうすれば自ずと、自分が何をしたいのか、自分には何が向いているのか、
わかる気がします。
まだまだ人生はこれから。
こんなところでつまずいていないで、前を向き、また明日から頑張っていこう。
自分と向き合おう。
そう、決心できた一時間半でした。
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このレポートを読んで、僕も
また同じように、明日から頑張っていこうと思います。
ありがとうございました。
言葉で人を支え、また支えられ…。
下手くそな講義でも、想いは伝わっているなあと
嬉しいご褒美を頂きました。
赤木 勝幸