今週の本棚
2010年 05月 16日
短編集ですが、後半に行くにつれ、いい感じでした。
なんとなくの女性の気持ちを表現するのが上手ですね。
センセイの鞄がすごく好きで、新作を購入しましたが、白黒はっきりしないまったりとした
感じというのでしょうか、女性作家らしくて好きです。
知的障がい児のための「こころとからだの学習」
個人的意見で、背景などあまり分かりませんが、どう冷静に見ても、
障害児教育の専門家でない、議員が勝手な解釈をして、部分的に性教育を切り取って、
批判したとしか思えません。
某議員のHPで七尾養護学校で使われていた教材を変な視点で取り上げ、わざわざ作成したページが出てくるのも不愉快です。
合わせてマスコミの報道の酷さにも呆れます。
私たちが現在行っている、障害者「身だしなみ指導」に関心を示してくださる養護学校の先生方がたくさんいらっしゃいます。
身だしなみ指導と性教育は切り離せない分野であり、身だしなみの指導を重ねる度に、
性教育の重要性と、現在日本でタブーとされているものを、いかに当たり前に教えていくかということを、日々考えさせられています。
それにしても、オジサン目線にうんざり、悪い大人に騙されないように、身を守る方法をしっかり教えていかないと!!
日本辺境論 内田樹
意見は分かれるようですが、私は、カタカナビジネス用語をやたら使いたがり、欧米のモデルが素晴らしいと信じて疑わない日本人を見かけるたび、そんなに日本が嫌いなら、アメリカ(もしくはイギリスなど)に住めばいいのに。と思います。
日本は日本の良さがあるのです。こんなに美味しい食べ物を気軽に食べることができる豊かな国に文句を言って、引きこもり支援だの、ニート支援だのするよりも、高齢者や障害者の支援をしてよと思ってしまいます。健康な若者は、額に汗して、働け!!と極論に走っていますが、水もきれいで、水道水を飲めるし、辺境ですが、便利すぎですね。便利すぎると人と人の関わりも少なくなり、また、人がわがままになりますね。
気をつけないと。
レディー・ジョーカー 上・中 高村薫
下が読めていません、長いです。上はすんなり読めましたが、中が中だるみですね。
この長編が最終的にどういう結末を迎えるかが気になっているものの、ちょっと、とまっています。
もうずいぶん前にマークスの山を読んだときに、すごく面白かった記憶があります。
内容覚えていませんが…。
大企業の闇ですね。お金、あるところにはあるんだなあと、改めて納得。
下巻まで頑張っていきます。
何だか、集中力が低下しており、読み切れず、途中読みの本が何冊かあります。
私の読書スタイルとしては極めて異例の最近です。ゆっくり一冊ずつ読んでいたのになあ。
ここに載せる以外に、資料として読む物が増えてきているからなのかしら。
以上、今週の本棚でした。
ああ、今週はファッション雑誌を、久々に10冊くらい読みました。
VERY JJ STORY Oggi CLASSY SWEET MORE anan Domani などなど
きれいなものを見るとテンションあがりますね☆